カードローンを使っている中小企業の社長が使っているのは生活費だ

兵庫県在住 J.Fさん(33歳)
前に銀行に行った時にカードローンの話を持ちかけられたことがあります。残念ながら私は他のカードローンを使っているのでいいや、と思って断ったんですけどパンフレットやインターネットの募集を読んでいたら、使い方は自由みたいですね。

ただし、事業用途には使えないみたいです。例えば中小企業が自社の販売目的で仕入れをするなどのためにお金を使うのはダメみたいです。フーンと思いながら見ていましたが、それって破っている中小企業が多いんじゃないのかな?とふと思いました。

確かにカードローンであるとか消費者金融、商工ローンなどなど、いろんなお金を貸してくれるところからかき集めて、従業員給与に支払ったり、取引先への支払いにあてているという話は聞いたことがありますが、真相はどうなんでしょうか?

知り合いに中小企業を経営しているおじさんがいるので聞いてみましたが、どうもこのあたりは曖昧になっているようです。銀行側もダメと書いているけれども、使ってもそれについて何かをいうことはないのだそうです。他のところも同じでしょう。

「中小企業だったら、俺も厳しい時にはカードローンを使って生活費にするっていうことはあるよ。まず第一に社長の給料っていうのは自分自身だから切りやすいんだよね。給料を減らしてその分をカードローンで埋めて、また入金があったら給与にするという方法はとっていたことあるな~」

つまりおじさんが言うには、中小企業の社長がカードローンを借りるっていうのは、自分の生活費のために借りるという名目みたいです。それなら確かに筋は通ります。まぁ社長の給料という項目自体が、すごく曖昧だとも言えますけど。

銀行に行った時に見たカードローンのしくみはこうなっているようです。まぁ銀行以外にもカードローンはありますし、それを使ってキャッシングをすることも出来ますから、銀行もあまり口うるさく言うことはできないってことなんでしょうね。

商売っていうのは難しそうですね、おじさんの話を聞いても銀行の話を聞いても。

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