気になるカードローンの印紙代　誰が払うの？

カードローンは私たちにとって身近なものになりましたが、まだまだ知られていないことも多くあります。カードローンを契約する際に印紙が必要となることをご存じですか？印紙代とは、契約書や受取書など、一定の文書を作成した場合に課税される税金です。なんらかの契約を結ぶ際に契約書などに指定の金額の印紙を貼って消印をすることで納税が完了します。税金の金額は、契約の内容や契約金額などによって異なります。例えば、ローン会社からカードローンの借り入れをする際は、ローンを組むということが金銭消費貸借契約に当たるので、その借入金額に応じて印紙税がかかります。

しかし、実は印紙代は会社側が支払うのか、借入をする側が支払うのかということは厳密に定められてはいません。そもそもカードローンで個人が融資を受ける場合、その金額はそう大きいものではないので印紙代は多くの場合500円以下となります。しかし、融資を申し込む側としてはすでに手持ちのお金も乏しい状況なのでできればたとえ500円以下であっても負担したくはないですよね。印紙代を支払うか否かは会社によって異なりますので、印紙代を負担したくない人は借入を行う前にローン会社に確認しましょう。

しかし、この不景気で印紙代の負担を利用者にお願いするようになったローン会社もあります。今までは会社側が印紙代を負担していても突然規定が変更になる場合がありますので、その都度会社に問い合わせましょう。たいてい、窓口には専門のオペレーターがいてどんな質問にも丁寧に答えてくれますので利用するといいでしょう。